ついに「オキノーム」解禁
2014年 06月 09日
夕べ、haruとの雑談
職場で二つ上の先輩に
「haruちゃんはだれのファンなの~?!」と聞かれたので
「特別いないんですけど・・・・しいて言うなら・・・佐々木蔵之助かな~」と答えると
「若いのに好みが渋いわね~!!」と言われたらしい。
たしかに22才にしてはなかなか渋いチョイス(?)だ。
「それで、その先輩は誰が好きなの~??」ときいたら
「ザッケローニ」・・・・だって
haruのうわてを行く先輩だった。
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自分の闘病・治療記録としてはじめたブログなのに
最近はエンタメ、雑記帳ブログになってしまっているので
病気ネタもひとつ。
先週の土曜日「オキノーム」(オキシコドン)
解禁しました。
この薬は再発ガンを患っている方は耳にしたことのある名前だと思うけど
レスキューと呼ばれる突発的な痛みに対処するモルヒネ系の頓服薬です。
最低量2.5mg、一日10mgまでが限度量
退院時に「急に痛みや圧迫感が襲ってきたら
我慢せずに服用するようにと・・・処方された。
毎回、提示があるたびに「ガマンできないような痛みはないので大丈夫です」と
処方をことわってきたが、今回は受け入れ処方していただいた。
発病して6年、ありがたいことにひどい「痛み」というのに遭遇していない。
痛みどめは背中の圧迫を感じた時にロキソプロフェンをたまに服用する程度。
そのため、オキノームはおろか
ロキソニンの定期的な服用を提案されても
「痛くないのに・・・・なぜ・・・・・・という思いがあった。
ただ今回の入院中、あるベテランの看護師さんに
「痛みのなかには、痛~い!!痛~い・・という痛みの他に
こわばりや、重さ、圧迫感、強い痺れなども含まれるの知っている?
そんな症状がでたら、最低量を一度試してみて様子をみてみるのも
今後の生活の質を維持していくには必要なこと。」
と話していただいてからは、妙に納得。
副作用の確認のためにも試してみるのも必要だと思うようになっていた。
そして、先週の土曜日
朝から足の痺れと麻痺感が気にはなっていたが、
J様から映画と食事のお誘いがあったので
「まあ、大丈夫だろう」と出かける前ロキソニンを服用してから出かけた。
そして「晴天の霹靂」を観出して30分がたった頃
少しずつ、背中の圧迫感が増し、じわじわと左足が麻痺していく感覚にとらわれる
目があけているのが辛く、目を閉じ、それからの
映画鑑賞は残念ながらほとんどの場面が音声のみとなり、ひたすら終わるのを待った。
最後のお客さんが出るのを確認してからJ様の手につかまってゆっくり会場をでて
ロビーのソファーでこの時とばかりに
お守り代わりにバッグに入れておいた「オキノーム散2.5mg」を服用
結果、症状はわりとすぐ緩和。何事もなかったように、落ち着いた。
人によってはひどい眠気に襲われたり、吐き気がしたりという事もあるらしいが
取り立てて言う副作用はなにもなかった。
これから、病気の進行とともにお世話になって行く薬の一つ
上手に取り入れ付き合って行きたい。
❤
そんなわけで、「晴天の霹靂」は最初の30分と終わり10分以外は
ほぼ音声のみなので、偉そうなことはいえないけど、「劇団ひとり」俳優としても
監督としてもなかなかやるじゃない!!
という感じ。
後半、あちらこちらで女性のすすり泣く声が聞こえておりましたよ。
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