私の脱毛事情
2013年 06月 04日
昨日の記事で先月で終了したナベルビンの治療までの事を書いたが
ナベルビンが中止になった今、次の治療を考えなくてはいけない。
できれば脱毛を逃れたいという私の要望だったが
① まだ使用できる抗がん剤は何種類かあるが
今後の抗がん剤は脱毛の副作用はまぬがれない。
② 脱毛がどうしてもいやなら緩和ケアに移行する。
・・・・・という主治医の答えだった。
もちろん、つかえる抗がん剤が残っているというのは
再発患者にとってはまだ幸せなことなのだろう。
ただ、もう少し心の準備をする時間がほしい。。。
今の私にとって髪の毛は大切なものだから。
初発時の抗がん剤治療はAC4回→タキソテール4回
6か月間の抗がん剤治療だった。
主治医に提示されて、迷うことなく受け入れたし、
完治の望みがあるのなら、きつい副作用も脱毛も仕方ないと割りきれた。
髪の毛がごそごそ抜けた時は涙もでたが
治療が終わったらすぐに生えてくると自分に言い聞かせ、
シャンプーの手間がはぶけて楽よ~!!
などと強がってみたりもした。
抗がん剤がおわって丸4年
私のヘアスタイルは今もってクルクルのショートである。
横と後ろの髪の毛はどんどん伸びるものの
前髪と頭頂部の伸びは、かなりひかえめ。
前、頭頂部の髪にあわせてスタイリングすると、
どうしてもベリーショートになってしまう。
もう二度と以前のセミロングにもどることはなくても
今の私にはかけがえのないべりーショートなのだ。
それどころか、終わりのないこれからの治療では
もう二度と自分の髪を見る事はないだろう。
完治の見込みはなく延命のための再発治療
効くという保証もなく、脱毛以外の副作用もつらくなっていく・・・
無治療の選択もありなのだろう。
答えはすぐには出せず
主治医に「抗がん剤をやるとしたら、考える余裕はどれくらいありますか?」と
聞くと「2週間くらいならそれほど進行しないと思います」との答え
・・・2週間・・・・・
「先生、その2週間でフェソロデックスをためすことは無理ですか?」
とくいさがる私に
「できない事はないですが、soraさんには効かない可能性の方が高いですよ」
との主治医の答え
「でも、少しでも可能性があるなら悩んでいる期間で試してみたいんです・・」
「わかりました。やってみましょう」
という事で早速、その日からフェソロデックス(一般名 フルベストラント)
を打つことになったのです。
ダメもとです。
明日はそのフルベストラントの2回目
気合いをいれて行ってきます
今日の1枚 柏葉あじさい
庭の隅で頑張ってさいてくれてます